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METHOD

4-2 最初の1本の構築(判断ゲートの設計)PHASE 4 業務AI化段階 L0 → L3(自動実行)L3 自動化

商談準備を AI に任せる。検知から資料・CRM 登録まで、人は確認10分【業務フロー図・指示文テンプレ付き】

ANSWER — この記事の答え

変わるのは「準備にかける時間」ではなく「準備が始まるきっかけ」です。カレンダーに新規商談が入った瞬間に AI が調査・資料・CRM 登録まで済ませ、1 商談あたりの人の作業は 4.5 時間から 15 分になりました。

太田 壮哉
太田 壮哉Zeyra株式会社 代表

採用・組織人事のコンサルで200社以上、AI系ブティックファームで事業責任者。いまは AI 前提の組織設計を、自社で回しながらクライアントに提供している。

商談が1件入るたびに、調査・資料作成・CRM 登録が発生します。Zeyra はこの一連を自社で自動化し、人が残す作業を「商談前の確認」と「送信の可否」だけにしました。ここで使っている仕組みは、そのままクライアントへ提供しています。

この記事は、自社の場面の話です。

この記事で得られること
  • 商談準備を「気づいた人がやる」から「予定が入った瞬間に AI が始める」に変える設計
  • 調査・資料・CRM 登録・議事録・提案メールの7工程のうち、人に残す判断を2回に固定する考え方
  • 配布パック(業務フロー図・業務分解シート・AI への指示文テンプレ)で、自社の商談準備を同じ形に組み替える手順

この記事と配布パックをそのまま AI に読ませて「この手順で自社の商談準備を組み替えたい」と伝えると、対話形式で進められます。

配布パック(無料)
  • 業務フロー図 As-Is
  • 業務フロー図 To-Be
  • 業務分解シート
  • AI への指示文テンプレ
配布パックは準備中です。公開までお待ちください。

商談準備とは

商談準備とは、商談の前に行う、顧客情報の調査、課題とニーズの仮説づくり、提案ストーリーの設計、商談資料の作成、商談の登録と日程調整までの一連の業務のことです。

01結論:商談準備を AI に任せると、何が変わるのか

変わるのは「準備にかける時間」ではなく「準備が始まるきっかけ」だ。As-Is では、担当者がカレンダーを見て新規商談だと気づいた瞬間から準備が始まる。忙しい週は気づくのが遅れ、調査は浅くなり、CRM 登録は後回しになる。To-Be では、カレンダーに新規商談が入ったことを AI が検知して、企業・担当者の調査、初回資料の作成、CRM への登録までを人が起きる前に済ませる。人がやるのは 商談前に資料へ目を通す(判断1) と 商談後の提案・メールを送るか決める(判断2) の2回。準備の質が、担当者のその週の忙しさに左右されなくなる。

太田 壮哉
太田 壮哉の実践アドバイス

最初に自動化したのは「調査」ではなく「検知」でした。検知が人の目に頼っていると、後ろの工程をいくら自動化しても、気づくのが遅れた商談は準備なしで臨むことになります。起点をカレンダー(データ列)に移した瞬間に、この業務は L3(自動実行)になりました。順番は、検知→調査→資料→CRM です。

事前調査にかかる人の時間
1時間→0分
企業・業界・担当者の調査。AI が公開情報を集めて課題仮説まで文書化
商談資料づくりにかかる人の時間
1時間→10分
AI が調査結果から資料を組む。人は商談前に目を通す(判断1)だけ
CRM登録にかかる人の時間
30分→0分
検知と同時に AI が登録
商談後の処理にかかる人の時間
2時間→5分
議事録・提案資料・お礼メール。人は送るかどうか(判断2)だけ
1商談あたりの人の作業の合計
4.5h→15分
商談そのもの(1時間)を除く
人が判断する回数
6回→2回
As-Is は7工程のうち6工程で自分が判断、To-Be は商談前の確認と送信の可否だけ
数字を表で見る
項目BeforeAfter補足
事前調査にかかる人の時間1時間0分企業・業界・担当者の調査。AI が公開情報を集めて課題仮説まで文書化
商談資料づくりにかかる人の時間1時間10分AI が調査結果から資料を組む。人は商談前に目を通す(判断1)だけ
CRM登録にかかる人の時間30分0分検知と同時に AI が登録
商談後の処理にかかる人の時間2時間5分議事録・提案資料・お礼メール。人は送るかどうか(判断2)だけ
1商談あたりの人の作業の合計4.5h15分商談そのもの(1時間)を除く
人が判断する回数6回2回As-Is は7工程のうち6工程で自分が判断、To-Be は商談前の確認と送信の可否だけ

02商談準備の AI 化で出来上がったもの

初回商談の提案資料(カレンダー検知→調査→資料まで自動生成)
初回商談の提案資料(カレンダー検知→調査→資料まで自動生成)

画面は社名・個人情報・金額を伏せるためぼかしています。

03AI 化の進め方、6つのフェーズ

大手と中小で中身は違っても、進め方の順番はどの会社でも同じです。フェーズごとに「目指す状態」と「実行内容」を置き、塗りがこの事例の位置。

PROCESS―AI 化の進め方
フェーズ
PHASE 1
現状把握・調査
PHASE 2
洗い出し・整理
PHASE 3
基盤整備
PHASE 4
業務AI化
PHASE 5
標準化・落とし込み
PHASE 6
定着・改善
目指す状態
改善余地が明確化
優先順位が決定
AIデータ基盤整備
AI前提業務に変革
現場が使える
改善自走と横展開
実行内容
1-1 現場ヒアリング1-2 AI によるクロール(社内データ)1-3 類似事例調査
2-1 AI化リストの洗い出し2-2 優先順位付け(ROI×難易度)2-3 ロードマップ作成
3-1 置き場・命名・判断者の設計(会社OS)3-2 CRM・マスタの再設計3-3 データ蓄積の運用開始
4-1 暗黙知の抽出(ハイプレイヤーの型化)4-2 最初の1本の構築(判断ゲートの設計)4-3 周辺業務への展開4-4 計測と調整
5-1 マニュアル・テンプレ化5-2 研修(推進役→現場)5-3 現場が触れる形にする(アプリ化)
6-1 振り返り(週次・月次)6-2 改善・型の更新6-3 他領域への展開
この事例のフェーズと、やった実行内容
図をテキストで見る:AI 化の進め方、6つのフェーズ
フェーズ目指す状態実行内容
PHASE 1 現状把握・調査改善余地が明確化1-1 現場ヒアリング/1-2 AI によるクロール(社内データ)/1-3 類似事例調査
PHASE 2 洗い出し・整理優先順位が決定2-1 AI化リストの洗い出し/2-2 優先順位付け(ROI×難易度)/2-3 ロードマップ作成
PHASE 3 基盤整備AIデータ基盤整備3-1 置き場・命名・判断者の設計(会社OS)/3-2 CRM・マスタの再設計/3-3 データ蓄積の運用開始
PHASE 4 業務AI化AI前提業務に変革4-1 暗黙知の抽出(ハイプレイヤーの型化)/4-2 最初の1本の構築(判断ゲートの設計)(この記事)/4-3 周辺業務への展開(この記事)/4-4 計測と調整
PHASE 5 標準化・落とし込み現場が使える5-1 マニュアル・テンプレ化/5-2 研修(推進役→現場)/5-3 現場が触れる形にする(アプリ化)
PHASE 6 定着・改善改善自走と横展開6-1 振り返り(週次・月次)/6-2 改善・型の更新/6-3 他領域への展開

04営業の業務フローのどこを AI 化したか

商談準備の5項目を丸ごと AI に移し、商談・提案のうち議事録・提案書・次アクションの連絡も AI が下書きする。商談の実施と意思決定の支援は人。

SALES FLOW―営業の業務フロー
工程
STEP 1
戦略設計
STEP 2
リード獲得
STEP 3
商談準備
STEP 4
商談・提案
STEP 5
受注
STEP 6
顧客支援
中でやること
1-1 ICP定義(顧客定義)1-2 市場構造・競合分析1-3 ポジショニング設計1-4 提供価値(VP)設計1-5 Playbook設計(型化)
2-1 リスト作成2-2 アウトバウンド(架電・メール・フォーム)2-3 インバウンド導線設計2-4 シーケンス設計2-5 訴求・クリエイティブ設計
3-1 顧客情報の調査(企業・業界・担当)3-2 課題・ニーズの仮説設計3-3 提案ストーリー設計3-4 商談資料の作成3-5 商談の登録・日程調整
4-1 商談の実施4-2 議事録・記録4-3 提案書の作成4-4 次アクションの連絡4-5 意思決定の支援
5-1 条件交渉・見積5-2 合意形成・稟議支援5-3 契約締結5-4 受注・失注の記録
6-1 PJ立ち上げ・要件整理6-2 CRM入力・顧客情報の更新6-3 定例・報告6-4 アップセル/クロスセル
この業務で AI 化した工程・項目
図をテキストで見る:営業の業務フロー
工程中でやること(AI 化した項目に「AI 化」)
STEP 1 戦略設計1-1 ICP定義(顧客定義)/1-2 市場構造・競合分析/1-3 ポジショニング設計/1-4 提供価値(VP)設計/1-5 Playbook設計(型化)
STEP 2 リード獲得2-1 リスト作成/2-2 アウトバウンド(架電・メール・フォーム)/2-3 インバウンド導線設計/2-4 シーケンス設計/2-5 訴求・クリエイティブ設計
STEP 3 商談準備3-1 顧客情報の調査(企業・業界・担当)(AI 化)/3-2 課題・ニーズの仮説設計(AI 化)/3-3 提案ストーリー設計(AI 化)/3-4 商談資料の作成(AI 化)/3-5 商談の登録・日程調整(AI 化)
STEP 4 商談・提案4-1 商談の実施/4-2 議事録・記録(AI 化)/4-3 提案書の作成(AI 化)/4-4 次アクションの連絡(AI 化)/4-5 意思決定の支援
STEP 5 受注5-1 条件交渉・見積/5-2 合意形成・稟議支援/5-3 契約締結/5-4 受注・失注の記録
STEP 6 顧客支援6-1 PJ立ち上げ・要件整理/6-2 CRM入力・顧客情報の更新/6-3 定例・報告/6-4 アップセル/クロスセル

05商談準備の効率化の段階(L0 → L3)

この業務は L0(手作業)から L3(自動実行) へ。起点が「担当者が予定に気づく」から「カレンダーに予定が入る」に移り、人は確認と送信の可否だけになりました。

LEVEL―効率化の段階 L0〜L4
L0手作業人
L1AI補助人がチャットに貼る
L2半自動人がコマンドで起動
L3自動実行検知・時刻
L4自走先方が自分で直す
▲As-Is
▲To-Be(今ここ)
図をテキストで見る:効率化の段階
  1. L0 手作業 人(As-Is)
  2. L1 AI補助 人がチャットに貼る
  3. L2 半自動 人がコマンドで起動
  4. L3 自動実行 検知・時刻(To-Be:この記事の到達点)
  5. L4 自走 先方が自分で直す

06Before(As-Is):人がすべての工程を担当。システムは記録場所としてしか機能していない

商談が1件決まると、担当者の手が5時間半とられていました。しかも作業の質が、その時の忙しさに左右されます。

手作業AI が自動実行人の判断ゲートデータ置き場手戻り列の並び: 人 → AI → データ・システム/行は工程(上から下へ)
人 AI データ・システム 01 商談の検知 02 事前調査 03 商談資料作成 04 CRM登録 05 商談 06 議事録・ タスク化 07 提案資料・ お礼メール 予定に気づく カレンダーを見て新規商談だ と自分で判断する カレンダー 通知のみ 1時間 企業・担当者を調 べる HP・IR・SNS・求人・ニュー スを回って論点を立てる 1時間 資料をつくる 構成を考え、スライドに落と す 30分 CRMに登録する 取引先・担当者・案件・営業 活動を手で入力 CRM 入力を待つ箱 1時間 商談する メモを取りながら進行する 1時間 議事録を書く 録音を聞き直して起こす 録音・メモ 見返す前提 1時間 提案とメールを書 く 提案の叩きとお礼メールを作 成する メール 手で書く 通知を見る 手で入力 聞き直す 手で送る この時点で AI は入っていない
商談前 2時間30分/商談後 2時間/合計 4時間30分(商談そのものの時間を除く)
図をテキストで見る:Before(As-Is)
工程誰が・どう
01 商談の検知手作業 カレンダーを見て新規商談かどうかを自分で判断する。見落とすと準備が丸ごと遅れる
02 事前調査手作業 HP・IR・求人・SNS・ニュースを回り、論点を組み立てる(1時間)
03 商談資料作成手作業 構成を考えてスライドに落とす。作る人によって型がばらつく(1時間)
04 CRM登録手作業 取引先・担当者・案件・営業活動を手入力(30分)
05 商談手作業 メモを取りながら進行するため、記録に意識が割かれる
06 議事録・タスク化手作業 録音を聞き直して議事録を書く(1時間)
07 提案資料・お礼メール手作業 提案の叩きとお礼メールを書く(1時間)

合計:商談前 2時間30分/商談後 2時間/合計 4時間30分(商談そのものの時間を除く)

07After(To-Be):同じ工程を、AIが前後から担う。人は確認と商談と送信判断だけ

業務プロセスは変えていません。同じ7工程のまま、担当だけをAIに移しました。人が残しているのは、確認・商談・送信判断の3つです。

人 AI データ・システム 01 商談の検知 02 事前調査 03 商談資料作成 04 CRM登録 05 商談 06 議事録・ タスク化 07 提案資料・ お礼メール 自動 新規商談を検知 カレンダーから新規商談を判 定して起動する カレンダー 起点として機能 自動 企業・担当者を調査 公開情報を集約し、課題仮説 とアプローチまで出す ドライブ 調査結果が所定の場所に 判断 1 10分 商談前に確認する 目を通し、必要なら直す 自動 商談資料を作成 調査結果から資料を組み、ド ライブに格納する スライド/ドライブ 同じ型で生成される 自動 CRMへ登録 取引先・担当者・案件・営業 活動を一括作成する CRM 常に最新の状態 1時間 商談を実施する 記録を気にせず、話に集中す る 自動 議事録とタスク 議事録を自動生成し、タスク を自動登録する CRM/タスク管理 議事録とタスクが揃う 判断 2 5分 確認して送信する 提案資料とメール文面を見て 送る 自動 提案資料とメール 議事録から提案資料と返信メ ールの下書きを作る メール下書き 送信は人が判断 資料を渡す 下書きを渡す 予定を読む 保存 格納 登録 格納 下書き 検知・調査に人の作業はない 登録は自動
人の作業は商談を除いて 15分。準備と後処理の 約94% がAI側に移った(自動化後の実測は計測中)
図をテキストで見る:After(To-Be)
工程誰が・どう人がやること
01 商談の検知AI が自動 AIがカレンダーから判定し、後続の処理を起動する人の作業なし
02 事前調査AI が自動 AIが公開情報を集約し、課題仮説とアプローチまで文書化する人の作業なし
03 商談資料作成AI が自動 AIが資料まで作成しドライブに格納。人は商談前に目を通す確認・修正 10分
04 CRM登録AI が自動 AIが4つのデータベースへ一括登録し、リレーションまで張る人の作業なし
05 商談AI が自動 記録は後工程に任せ、対話に集中できる商談そのもの
06 議事録・タスク化AI が自動 AIが議事録を自動生成し、タスクを自動登録する人の作業なし
07 提案資料・お礼メールAI が自動 AIが議事録から提案資料と返信メールの下書きを作成する確認して送信 5分

商談準備を AI 化する手順

  1. 商談の検知:AIがカレンダーから判定し、後続の処理を起動する
  2. 事前調査:AIが公開情報を集約し、課題仮説とアプローチまで文書化する
  3. 商談資料作成:AIが資料まで作成しドライブに格納。人は商談前に目を通す(人:確認・修正 10分)
  4. CRM登録:AIが4つのデータベースへ一括登録し、リレーションまで張る
  5. 商談:記録は後工程に任せ、対話に集中できる(人:商談そのもの)
  6. 議事録・タスク化:AIが議事録を自動生成し、タスクを自動登録する
  7. 提案資料・お礼メール:AIが議事録から提案資料と返信メールの下書きを作成する(人:確認して送信 5分)

08商談準備の工程ごとの担当の変化

7工程の形は変えず、担当だけを人から AI に移しました。人に残るのは 商談前の確認10分・商談そのもの・送信の可否5分 の3つです。

ROLE SHIFT―工程ごとの担当の変化
工程As-Is 誰が・どうTo-Be 誰が・どう人がやること
01商談の検知
手作業

カレンダーを見て新規商談かどうかを自分で判断する。見落とすと準備が丸ごと遅れる

→
AI が自動

AIがカレンダーから判定し、後続の処理を起動する

人の作業なし
02事前調査
手作業

HP・IR・求人・SNS・ニュースを回り、論点を組み立てる(1時間)

→
AI が自動

AIが公開情報を集約し、課題仮説とアプローチまで文書化する

人の作業なし
03商談資料作成
手作業

構成を考えてスライドに落とす。作る人によって型がばらつく(1時間)

→
AI が自動

AIが資料まで作成しドライブに格納。人は商談前に目を通す

確認・修正 10分
04CRM登録
手作業

取引先・担当者・案件・営業活動を手入力(30分)

→
AI が自動

AIが4つのデータベースへ一括登録し、リレーションまで張る

人の作業なし
05商談
手作業

メモを取りながら進行するため、記録に意識が割かれる

→
AI が自動

記録は後工程に任せ、対話に集中できる

商談そのもの
06議事録・タスク化
手作業

録音を聞き直して議事録を書く(1時間)

→
AI が自動

AIが議事録を自動生成し、タスクを自動登録する

人の作業なし
07提案資料・お礼メール
手作業

提案の叩きとお礼メールを書く(1時間)

→
AI が自動

AIが議事録から提案資料と返信メールの下書きを作成する

確認して送信 5分
図をテキストで見る:工程ごとの担当の変化
工程As-IsTo-Be人がやること
01 商談の検知手作業 カレンダーを見て新規商談かどうかを自分で判断する。見落とすと準備が丸ごと遅れるAI が自動 AIがカレンダーから判定し、後続の処理を起動する人の作業なし
02 事前調査手作業 HP・IR・求人・SNS・ニュースを回り、論点を組み立てる(1時間)AI が自動 AIが公開情報を集約し、課題仮説とアプローチまで文書化する人の作業なし
03 商談資料作成手作業 構成を考えてスライドに落とす。作る人によって型がばらつく(1時間)AI が自動 AIが資料まで作成しドライブに格納。人は商談前に目を通す確認・修正 10分
04 CRM登録手作業 取引先・担当者・案件・営業活動を手入力(30分)AI が自動 AIが4つのデータベースへ一括登録し、リレーションまで張る人の作業なし
05 商談手作業 メモを取りながら進行するため、記録に意識が割かれるAI が自動 記録は後工程に任せ、対話に集中できる商談そのもの
06 議事録・タスク化手作業 録音を聞き直して議事録を書く(1時間)AI が自動 AIが議事録を自動生成し、タスクを自動登録する人の作業なし
07 提案資料・お礼メール手作業 提案の叩きとお礼メールを書く(1時間)AI が自動 AIが議事録から提案資料と返信メールの下書きを作成する確認して送信 5分

09商談準備を AI 化するときの設計のポイント

01

人の判断は2回に固定する

  1. 判断1 商談前の確認(10分): AI が作った調査と資料に目を通し、論点のずれだけ直す。ゼロから作らない
  2. 判断2 送信の可否(5分): 商談後、AI が議事録から起こした提案資料と返信メールを見て、送るか決める。送信は人
  3. この2回を飛ばすと、資料は一般論の羅列になり、メールは相手の温度と合わなくなる
02

AI の外に残るもの

  1. 商談そのもの。記録は後工程に任せ、対話に集中する
  2. 先方との関係づくり。AI は材料を出すが、誰に何を頼むかは人が決める
  3. 検知の条件。「どの予定を新規商談とみなすか」はカレンダーの命名規則で人が決める(例: 件名が【商談】で始まる)
03

役割の移動

  1. 営業担当: 調べて作る人 → 確認して送る人。1商談の準備が4.5時間から15分になる
  2. AI: チャットに貼る道具 → カレンダー・Drive・CRM を自分で読み書きする担当
  3. CRM: 入力を待つ箱 → 常に最新の状態(取引先・担当者・案件・活動が自動で揃う)
04

次の分岐

  1. 月10件を超えたら、調査の深さを業種別に変える(いまは1つの型)
  2. 先方の環境に移すときは、カレンダーと CRM の命名規則を先に合わせる(コンサルファームと人材紹介会社で実施)
  3. 次の段階(L4)は、先方の担当者が検知の条件と資料の型を自分で直せる状態

11まとめ

  • 準備が始まるきっかけを、人の目からカレンダー(データ)に移す。これで L3(自動実行)になる
  • 人の判断は「商談前の確認」と「送信の可否」の2回に固定し、それ以外は AI に渡す
  • 先方の環境に移すときは、カレンダーと CRM の命名規則を先に合わせる
自分で進めてみて、止まったら

業務分解シートを埋めたところまでで構いません。30分の無料相談で、どの工程から AI に任せるかと、人が残す判断を一緒に決めます。

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出典: 社内マニュアル・スキル本文・運用の記録(社名・固有名詞は伏せています)
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