ZEYRA
採用パートナー 無料相談(30分)↗

METHOD

4-3 周辺業務への展開PHASE 4 業務AI化段階 L0 → L2(半自動)L2 半自動

商品ページ・LP 生成(テスト→リッチ→一撃)【業務フロー・指示文付き】

ANSWER — この記事の答え

変わるのは「ページを作る人」ではなく「商品コード1つから何が出るか」です。

商品ページを、同じ商品コードから3つの段階でつくる。まず1つの指示で、テストページを下書きまで作る。次に、訴求とシーンの候補をAIが出し、人が選んで作り込む。最後に、商品コード1つからページ一式が出る。どの段階でも、公開前の確認は人が持つ。 EC 運営会社の案件で実走し、いまは先方の担当者と外注先が、この仕組みを自分たちで使っている。

この記事で得られること
  • 商品ページの制作を「調べて書いて管理画面に入力する」から「商品コードを渡すと下書きまで出る」に変える設計
  • 訴求とシーンの候補を AI に出させ、人が選ぶ回数を1回に固定し、段階が進んだら選ぶ工程も無くす考え方
  • 業務フローと AI への指示文(設計用プロンプト)で、自社の商品ページ制作を同じ形に組み替える手順

下の「AI への指示文」を Claude に貼ると、業務フローを踏まえて、自社向けの設計を質問しながら組み立てられます。

業務フローと AI への指示文

この記事の業務フロー(To-Be)と、自社向けに設計を組み立てる AI への指示文を無料でお渡しします。右の3つを入れると、ダウンロードのボタンが出ます。

  • 業務フロー(To-Be)工程ごとの人/AI/データの担当と、人が判断する場所
  • AI への指示文(設計用プロンプト)業務フロー入り。Claude に貼ると、自社向けの設計を質問しながら組み立てます

いただいた情報は、配布物に関するご連絡と Zeyra からのご案内にだけ使います(プライバシーポリシー)。

01結論:何が変わるのか

変わるのは「ページを作る人」ではなく「商品コード1つから何が出るか」だ。As-Is では、商品ごとに人が調べて書いて管理画面に入力し、直しが出ると原稿に戻る。To-Be では、商品コードを起点に AI が調べる・書く・画像を差し込む・下書きに保存するまでを担い、人は 訴求とシーンを選ぶ(判断1) と 公開前の確認(判断2) の2回。段階を進めるほど、人が選ぶ回数を減らした。ただし数値は、どの段階でも人が必ず確認する。画像を作るAIが、栄養成分表の数値を勝手に埋めた実例があるため。

太田 壮哉
太田 壮哉の実践アドバイス

最初に商品ページを選んだのは、事業へのインパクトが一番大きかったからです。効率化の数字は、先方に業務を可視化してもらったときの時間と、AI 化した後に実際に測った時間を照らし合わせています。数値だけは、どの段階でも人が見る前提を崩していません。

テストページ1本にかかる人の時間
1時間→数分
テストページ(EC運営会社)
作り込んだ商品ページ1本にかかる人の時間
2〜3時間→数分
リッチ化(EC運営会社)。訴求とシーンを選ぶ1回を除いて自動
人が判断する回数
2回
訴求とシーンの選定、公開前の確認。数値は必ず人が見る
ページを画像に書き出す時間
10ブロック 6.8秒
LP Studio がページを画像に書き出す時間(LP全体の所要時間ではない)

02出来上がったもの

LP Studio 業務フロー(8工程を一本道に)
LP Studio 業務フロー(8工程を一本道に)

画面は社名・個人情報・金額を伏せるためぼかしています。

03AI 化の進め方、6つのフェーズ

大手と中小で中身は違っても、進め方の順番はどの会社でも同じです。フェーズごとに「目指す状態」と「実行内容」を置き、塗りがこの事例の位置。

PROCESS―AI 化の進め方
フェーズ
PHASE 1
現状把握・調査
PHASE 2
洗い出し・整理
PHASE 3
基盤整備
PHASE 4
業務AI化
PHASE 5
標準化・落とし込み
PHASE 6
定着・改善
目指す状態
改善余地が明確化
優先順位が決定
AIデータ基盤整備
AI前提業務に変革
現場が使える
改善自走と横展開
実行内容
1-1 現場ヒアリング1-2 AI によるクロール(社内データ)1-3 類似事例調査
2-1 AI化リストの洗い出し2-2 優先順位付け(ROI×難易度)2-3 ロードマップ作成
3-1 置き場・命名・判断者の設計(会社OS)3-2 CRM・マスタの再設計3-3 データ蓄積の運用開始
4-1 暗黙知の抽出(ハイプレイヤーの型化)4-2 最初の1本の構築(判断ゲートの設計)4-3 周辺業務への展開4-4 計測と調整
5-1 マニュアル・テンプレ化5-2 研修(推進役→現場)5-3 現場が触れる形にする(アプリ化)
6-1 振り返り(週次・月次)6-2 改善・型の更新6-3 他領域への展開
この事例のフェーズと、やった実行内容

04マーケの業務フローのどこを AI 化したか

マーケの仕事は6つのカテゴリーに分けられます。この業務が扱うのは、「制作」の4つのステップのうち M-31〜M-33(コピー・原稿作成〜品質・権利確認) です。

MARKETING FLOW―マーケの業務フロー
工程
STEP 1
戦略設計
STEP 2
調査・企画
STEP 3
制作
STEP 4
配信・公開
STEP 5
顧客育成
STEP 6
分析・改善
中でやること
1-1 市場・顧客分析1-2 ターゲット設計1-3 訴求軸設計1-4 チャネル・KPI設計
2-1 調査課題設定2-2 調査実施2-3 インサイト抽出2-4 施策・テーマ企画
3-1 コピー・原稿作成3-2 画像・動画制作3-3 品質・権利確認3-4 公開前承認
4-1 広告入稿・配信4-2 記事・LP公開4-3 SNS投稿4-4 メール配信
5-1 セグメント設計5-2 シナリオ設計5-3 コメント・レビュー対応5-4 見込み客引き渡し
6-1 効果測定6-2 分析・改善案作成6-3 広告・記事差し替え6-4 型・テンプレート更新
この業務で AI 化した工程・項目

05効率化の段階

この業務は L0(手作業)から L2(半自動) へ。起点が「現場担当がマスタを開く」から「商品コードでスキルを起動する」に移り、人は訴求とシーンの選定と公開前の確認だけになりました。

LEVEL―効率化の段階 L0〜L4
L0手作業人
L1AI補助人がチャットに貼る
L2半自動人がコマンドで起動
L3自動実行検知・時刻
L4自走先方が自分で直す
▲As-Is
▲To-Be(今ここ)

06Before(As-Is):As-Is 商品ごとに、人が調べて書いて入力する

手作業でページをつくる場合の一般的な流れ。商品の情報を見て、似たページを調べ、原稿を書き、画像を並べ、管理画面に入力する。段階が上がっても、この流れが「商品コード1つ」に置き換わっていく。

手作業AI が自動実行人の判断ゲートデータ置き場手戻り列の並び: 人 → AI → データ・システム/行は工程(上から下へ)
人 AI データ・システム 現場担当 推進役 Claude Code 商品マスタ・Shopify 01 情報確認 02 類似調査 03 原稿 04 画像 05 入力 06 公開前確認 商品情報を確認 マスタの1行を読む 商品マスタ 1商品1行 類似ページを調べる 競合や参考ページ 原稿を書く 訴求とシーンも考える 画像を並べる 位置を決めて配置 管理画面に入力 価格や説明も手入力 Shopify 下書き 判断 1 公開前に確認 確認依頼 読む 入力 直しは原稿から
As-Is:作業はほぼ現場担当の列に縦に並ぶ。AIの列は空で、調べる・書く・入力するがすべて人の手。推進役が見るのは最後の公開前確認だけで、直しが出ると原稿に戻る。

07After(To-Be):To-Be 商品コード1つから下書きまで出し、人は2回だけ決める

スキルの流れ。テスト版は選ぶ工程なしで下書きまで、リッチ版は訴求とシーンの候補を人が選ぶ。一撃は選ぶ工程も無くし、推奨を自動で採用する。どの段階でも、公開前の確認は人が持つ。

人 AI データ・システム 現場担当 推進役 Claude Code 商品マスタ・Shopify 01 起動 02 情報読込 03 候補抽出 04 選定 05 生成 06 下書き保存 07 公開前確認 商品コードを指定 スキルを起動 商品情報を読む 参考ページも取得 商品マスタ 1商品1行 訴求とシーンの候補 多めに出して並べる 判断 1 訴求とシーンを選ぶ 番号で返す ページを生成 画像を位置に差し込む 下書きで保存 価格や説明も設定 Shopify 下書き 判断 2 公開前に確認 数値は必ず人が見る 商品コード 候補 選定結果 下書き 読む 保存 触ったブロックだけ作り直す
To-Be:調べる・書く・画像を差し込む・下書きに保存するまでがAIの列に縦に積まれる。人の列に残るのは、訴求とシーンを選ぶ判断と、公開前の確認。直しは触ったブロックだけの作り直しで済み、原稿から書き直さない。

商品ページ・LP 生成を AI 化する手順

  1. 起動:商品コードを指定:スキルを起動
  2. 情報読込:商品情報を読む:参考ページも取得
  3. 候補抽出:訴求とシーンの候補:多めに出して並べる
  4. 選定:訴求とシーンを選ぶ:番号で返す
  5. 生成:ページを生成:画像を位置に差し込む
  6. 下書き保存:下書きで保存:価格や説明も設定
  7. 公開前確認:公開前に確認:数値は必ず人が見る

08工程ごとの担当の変化

工程の形は変えず、調べる・書く・入力するを AI に移しました。人に残るのは 訴求とシーンの選定(1回)と公開前の確認 の2つです。

ROLE SHIFT―工程ごとの担当の変化
工程As-Is 誰が・どうTo-Be 誰が・どう
情報の読み込み
手作業

現場担当がマスタを見て、似たページも調べる

→
AI が自動

商品情報と参考ページをスキルが読む

訴求とシーン
手作業

原稿を書きながら現場担当が考える

→
人の判断

候補をAIが多めに出し、推進役が番号で選ぶ

原稿と画像
手作業

原稿を書き、画像を並べる

→
AI が自動

ページを生成し、画像を決まった位置に差し込む

ストアへの登録
手作業

管理画面に価格や説明を手入力

→
AI が自動

下書きで保存し、価格や説明も設定

公開前の確認
人の判断

推進役が最後に見て、直しは原稿から

→
人の判断

推進役が数値を中心に確認。直しは該当ブロックだけ

09設計のポイント

01

人の判断は2回に固定する

  1. 判断1 訴求とシーン:候補を出すのはAI、決めるのは人。ここを飛ばすと、ページは一般論の羅列になる。一撃の段階では、推奨を採用して省く設計もある
  2. 判断2 公開前の確認:どの段階でも下書きで止まる。数値は必ず人が見る。画像を作るAIが栄養成分表の数値を勝手に埋めた実例があるため
02

スキルの外に残るもの

  1. 素材の用意:商品マスタの行と、画像の元素材は人が用意する。素材が薄いと作り直しが増える
  2. 公開の操作:ストアでの公開と、公開後の運用は人が行う
  3. 法令の判断:表現の指摘は表示されるが、止めずに出る。最終判断は人
03

役割の移動

  1. 現場担当: 調べて書いて入力する人 → 商品コードを渡す人。先方の担当者と外注先が自分たちで使っている
  2. 推進役: 最後に見るだけ → 候補から選び、公開前に数値を見る人
  3. AI: チャットに貼る道具 → 商品マスタと管理画面を自分で読み書きする担当
04

次の分岐

  1. 商品点数が多く、選ぶ作業が流れを止めるなら、判断1を無くして推奨を自動で採用する(一撃)
  2. 直すときは全体を作り直さず、触ったブロックだけ再生成する
  3. 素材が薄いと作り直しが増える。先に商品マスタの行と画像の元素材を揃える

11まとめ

  • 起点を「現場担当がマスタを開く」から「商品コードでスキルを起動する」に移す
  • 人の判断は「訴求とシーンの選定」と「公開前の確認」の2回に固定し、段階が進んだら選定を無くす
  • 数値だけは、どの段階でも人が見る。AI が数値を埋めた実例があるため

この記事を書いた人

太田 壮哉
太田 壮哉Zeyra株式会社 代表

採用・組織人事のコンサルで200社以上、AI系ブティックファームで事業責任者。いまは AI 前提の組織設計を、自社で回しながらクライアントに提供している。

自分で進めてみて、止まったら

AI への指示文で設計を組み立てたところまでで構いません。30分の無料相談で、どの工程から AI に任せるかと、人が残す判断を一緒に決めます。

無料相談(30分)を申し込む

メソッドの一覧を見る →

出典: 社内マニュアル・スキル本文・運用の記録(社名・固有名詞は伏せています)
CONTACT

まず、いまの業務の話から。

御社の業務を工程に分解し、どこから手を入れるべきかを30分でお話しします。準備は不要です。

無料相談(30分)